KDDIは8月15日、携帯電話を使ったマーケティングソリューション「ケータイ電子チラシサービス」を開発したと発表した。auのほか、ドコモ、ボーダフォンの携帯に対応している。小売業、飲食業、旅行業などの小規模企業をモニターとし、8月中旬からトライアルを行う予定。
登録した企業は、FAXを使って手書チラシを配信する。これをKDDIが管理するデータベースを使い、Eメールで携帯電話に配信する仕組み。ユーザーは受け取ったメールに記載されているURLをアクセスすることでチラシの内容を閲覧できる。
FAXを使うため、手軽にチラシを配信できるほか、ユーザーにとっても「手書チラシ」という新しい媒体を楽しめる。
▼ケータイ電子チラシ(携帯電子チラシ)のメリット
・手書チラシ (メッセージ・イラスト・地図など) を携帯電話に配信できるので、手書文字による親しみやすさや魅力が訴求できます。
・FAXさえあればて手書チラシを携帯電話へ送信できるため、PCを置いていない店舗や、PC操作が苦手な方でも情報配信ができます。
・情報配信が簡単な為、売上状況や気象状況などに応じた、タイムリーな情報配信ができます。
・顧客データベース管理は、KDDIが行いますので、情報セキュリティの負担を軽減できます。
▼ケータイ電子チラシケータイ電子チラシ(携帯電子チラシ)の詳細システム
・お客様は、あらかじめFAX情報を閲覧するためのソフト (無料) を、携帯電話にダウンロードします。
・企業側は、配信したい情報 (特売情報・キャンペーン情報など) を記入したチラシをFAX送信します。(一回の送付は、A4版1枚)
・企業側がFAX送信すると、登録されているお客様の携帯電話に、チラシが到着していることをお知らせするEメールが届きます。
・お客様は、そのEメールをご覧になり記入されているURLをクリックすると、FAX送信されたチラシがダウンロードされ情報を閲覧できます。
・閲覧可能な携帯電話端末はau、ドコモ、ボーダフォンの本サービスの対応機種となります。
ケータイ電子チラシ(携帯電子チラシ)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0815a/